以下の案内がありましたのでお知らせいたします。詳細は下部をご覧ください。
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~日本工業規格(JIS)を制定・改正しました(平成30年12月分)~
◇生地の防蚊性試験方法などのJISを制定・改正
JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1度紹介しています。
【今回のJIS規格制定・改正内容】
今回は、14件の制定及び20件の改正を行いました。中でも、以下のJISの制定は特に重要です。
1.生地の防蚊(ぼうぶん)性試験方法に関するJIS制定
地球温暖化の進展により、近年、世界的に、蚊などの昆虫類が媒介する感染症発生への消費者の関心が高まっており、「防蚊性を持つ生地・製品」の研究・開発が進んでいます。しかしながら、これまで、防蚊性を評価する試験方法がありませんでした。そこで、これに対応する「防蚊性」を客観的に評価する試験方法を規定したJISL1950-1及びJISL1950-2を制定しました。
本JIS制定によって、消費者が目的に応じた防蚊加工製品を選択しやすくなる等、消費者の安心・安全に対する意識向上への対応や利便性向上が期待されます。
【工業標準化法の一部改正】
平成30年第196会通常国会において、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」(法律第33号)が可決成立し、工業標準化法が一部改正され、標準化の対象にデータ、サービスを追加し、法律名を“産業標準化法”に改め、“日本工業規格(JIS)”が“日本産業規格(JIS)”に変わります。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220003/20181220003.html