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告_日本工業規格(JIS)を制定・改正しました(2019年12月分)[経産省]

投稿日時: 2019/12/20 統括管理者1

以下の案内がありましたのでお知らせいたします。詳細は下部をご覧ください。

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   ~日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2019年12月分)~


 ディスプレイのぎらつき評価方法、商品管理に使われるRFIDのマークなどのJISを制定・改正


 

 JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。


【今回のJIS規格制定・改正内容】

今回は、4件の制定及び21件の改正を行いました。中でも、以下のJISの制定は特に重要です。


①ディスプレイのぎらつき評価方法のJISを制定

 スマートフォンやパソコンなどのディスプレイのぎらつきは、利用者の目の疲労を引き起こす原因になると言われています。そのため、メーカーにおいては、ぎらつきを抑えるための技術開発を進めていますが、これを公平に評価するための指標や測定方法等がありませんでした。
 今般、この課題を改善するため、「新市場創造型標準化制度」を活用し、JIS C1006を制定しました。これにより、メーカー間で客観的な評価が可能となり、取引の円滑化の促進や、さらには技術優位性を誇る国内メーカーの国際市場競争力の向上にも資することが期待されます。


②商品管理に使われるRFIDのマークのJISを制定

 商品の情報などを埋め込んだRFタグがついていることが外部から分かるマーク(以下「エンブレム」)の日本産業規格(JIS)を制定しました。
 RFIDは複数のRFタグから一気に情報を読み取ることができるため、メーカーや流通業者においては流通管理業務の効率化を、小売業者等においては決済時間の短縮や勘定システムの省(無)人化などを目的として、普及が進んでいます。
 今後さらに普及が進み、異なる仕様のRFタグを付けた商品が混在するようなことが起きても、外部からRFタグの位置と種類を目視で識別でき、現場での混乱が防止できます。


詳しくは下記ホームページをご覧ください。
https://www.meti.go.jp/press/2019/12/20191220003/20191220003.html