以下の案内がありましたので、お知らせいたします。詳細は、下部をご覧ください。
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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化するためのサイバーセキュリティ経営可視化ツールWeb版(V1.0版)を開発、公開しました。
1.背景、趣旨
経済産業省では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と協力し、経営者がリーダーシップを取ってサイバーセキュリティ対策を推進するための指針となる、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を平成27年12月に策定し、平成29年11月には必要な改訂を行った上で、その普及推進を図ってきました。
また、IPAでは、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化するためのツールとして、サイバーセキュリティ経営可視化ツール(以下「可視化ツール」という。)の開発を行ってきました。
可視化ツールについては、2020年3月にExcel版(β版)をリリースし、その後、ユーザー企業や関係者の皆様からの御意見等を踏まえ改良等を行ってきたところですが、今般、全ての改良等を終えたことから、Web版(V1.0版)として広く公開するものです。
2.可視化ツールWeb版(V1.0版)の概要
•この「可視化ツール」を使うことで、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックで可視化することができます。企業が自社の状況を定量的に把握することで、サイバーセキュリティに関する方針の策定や、適切なセキュリティ投資の実行等が可能となります。
•具体的には、チェックリストの39個の質問に回答いただくと、実践状況の結果がレーダーチャート形式で表示されます。
•表示された実践結果は、過去の診断結果と比較(経年変化)できます(※)。
•各業種の平均値と比較もできます(※)。
•「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer.2.0実践のためのプラクティス集」から実践事例が表示されます(※推奨対策)
※Excel版(β版)からの改良点
3.可視化ツールWeb版(V1.0版)
IPAのWebサイトにおいて公開しています。