以下のご案内がありましたので、お知らせします。詳細は下部をご確認ください。
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海外現地法人四半期調査(2022年10月から12月期)の結果を取りまとめました
現地法人売上高2.2%減 中国はコロナ感染の急拡大等により17.2%減
経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の製造業海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2022年10月から12月期の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2022年10月から12月期、ドルベース)は、前年同期比-2.2%と2期ぶりの減少となりました。北米は増加したものの、アジアの減少が大きく、特に中国はコロナ感染の急拡大等により、同-17.2%と2期ぶりの減少となりました。
1.結果概要
(1)売上高
売上高(全地域合計)は、前年同期比-2.2%と2期ぶりの減少となりました。電気機械、化学などが減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比52.7%)は、中国の輸送機械などの減少により、前年同期比-8.4%と2期ぶりの減少となりました。北米(同27.6%)は、輸送機械などの増加により、同8.9%と2期連続の増加、欧州(同11.3%)は同-2.3%と5期連続の減少となりました。
(2)設備投資額
設備投資額(全地域合計)は、前年同期比3.4%と2期連続の増加となりました。電気機械、化学などが増加となりました。
地域別にみると、アジア(構成比53.7%)は、前年同期比3.2%と2期連続の増加となりました。北米(同31.8%)は、同16.9%と2期ぶりの増加、欧州(同9.5%)は、同-20.6%と3期連続の減少となりました。
(3)従業者数
従業者数(全地域合計)は、前年同期比-0.3%と2期ぶりの減少となりました。電気機械、輸送機械などが減少となりました。
地域別にみると、アジア(構成比67.6%)は、前年同期比-1.2%と2期ぶりの減少となりました。北米(同14.3%)は、同4.3%と4期連続の増加、欧州(同9.8%)は、同-1.0%と12期連続の減少となりました。
2.ホームページのご案内
本調査結果の資料は、こちらにて閲覧・ダウンロードが可能です。