「世界経済の潮流2022年Ⅱ～インフレ克服に向かう世界経済～」を公表（内閣府）（日本商工会議所）

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内閣府はこのほど、経済レポート「世界経済の潮流2022年Ⅱ～インフレ克服に向かう世界経済～」を公表した。
今回のレポートは「2022年後半の世界経済の動向」と「ASEANの貿易構造と特定国への依存リスク低減の動き」の２章構成。
世界経済の見通しとリスクについては、「2022年のマインド指標は既に減速の可能性を示している」と指摘するとともに、今後のリスク要因について「急速な金融引締めに伴う影響、ウクライナ情勢の長期化に伴うエネルギー確保、地政学的な要因による中国での経済活動の抑制、中国の感染症再拡大や不動産市況の悪化に伴う経済活動の抑制等が考えられ、その影響を注視する必要」があるとの見方を示した。

ASEANの貿易構造と特定国への供給依存とリスク軽減の動きについては、ASEANの高い対中貿易依存度に触れ、「サプライチェーンを通じたリスクに留意が必要」と指摘。
また、賃金についても徐々に上昇していることから、「一部の国では今後のコスト面での優位性には留意が必要」との見方を示している。

　詳細は、https://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sa22-02/sa22.htmlを参照。

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