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海外現地法人四半期調査(2023年7月から9月期)の結果を取りまとめました
現地法人売上高0.6%減 2期ぶりのマイナス 中国は-21.3%と4期連続の減
経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の製造業海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2023年7月から9月期の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2023年7月から9月期、ドルベース)は、前年同期比-0.6%と2期ぶりの減少となりました。北米が5期連続で増加したものの、アジアが4期連続で減少し、特に中国が同-21.3%と4期連続で減少しました。
1.結果概要
(1)売上高
売上高(全地域合計)は、前年同期比-0.6%と2期ぶりの減少となりました。
輸送機械が増加したものの、電気機械、化学などが減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比47.3%)は、特に中国で輸送機械など全ての業種で減少したことから、前年同期比-10.7%と4期連続の減少となりました。
北米(同30.8%)は、輸送機械などの増加により、同10.4%と5期連続の増加、欧州(同10.6%)は同10.2%と3期連続の増加となりました。
(2)設備投資額
設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-10.0%と2期連続の減少となりました。
化学が増加したものの、輸送機械などが減少となりました。
地域別にみると、アジア(構成比46.0%)は、前年同期比-8.6%と2期連続の減少となりました。
北米(同33.4%)は、同-30.0%と3期連続の減少、欧州(同12.5%)は、同30.0%と2期連続の増加となりました。
(3)従業者数
従業者数(全地域合計)は、前年同期比-2.4%と4期連続の減少となりました。
輸送機械は増加したものの、電気機械、はん用等機械などが減少となりました。
地域別にみると、アジア(構成比66.3%)は、前年同期比-4.6%と4期連続の減少となりました。
北米(同14.7%)は、同1.8%と7期連続の増加、欧州(同10.0%)は、同-0.1%と3期ぶりの減少となりました。
2.ホームページのご案内
本調査結果の資料は、こちらで閲覧・ダウンロードが可能です。